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記事2004年5月3日 1932号 (9面) 
NICなどが入学式
人間力、英語教育に力点を
 ネバダ・カリフォルニア大学国際教育機構JAPAN(NIC)十七期生およびレイクランド大学ジャパン・キャンパス十四期生の入学式(写真)が四月二十日、東京・港区の東京全日空ホテルで開催された。永井潔・NIC理事長は「学際教育に力を置き、良識ある市民を育て、学び方を学ぶ教育を行っていきたい」とあいさつ。来賓として、ジョン・リリー・ネバダ州立大学リノ学長、アンソニー・フェスラー・レイクランド大学副学長のあいさつに続き、廣田和子・NIC代表・レイクランド大学理事があいさつの中で人間力の育成と同時に、英語教育に力を注いでいくことを強調した。
 また新入生を代表して、山本香織さん、濱本福代さんがそれぞれあいさつ、山本さんは「最後まであきらめないで頑張る」と述べた。

卒業ヘア・ショー ロックコンサートも
日本美容専門学校


 日本美容専門学校(東京都新宿区)は三月十日から十二日にかけて、東京・代々木の全労済ホールSPACE ZEROでNICHIBI Graduation Stage 2004「専門科五期卒業ヘア・ショーとAJINAI KHUUR (モンゴルの伝統楽器馬頭琴<鴻bクコンサート)」(写真)を開催した。
 同校では毎年、卒業を記念し二年生による自主制作ヘア・ショーを行っているが、二年間の学習の集大成として、昼間生と夜間生を六グループに分けて成果を披露した。ショーにはそれぞれのテーマに生徒の思いが込められていた。
 三日間のテーマは「男と女」「el color(色ある世界)」「page」「三世(sanze)」「FreeGarden」「誕生」。
 また、これに先立ってファーストステージでは、モンゴルの伝統楽器馬頭琴≠ノよるロックコンサートが行われた。三人で構成されたバンドで、活動の場を日本をはじめ世界的に広げている。馬頭琴、エレキギター、シンセサイザーなどを用い、モンゴルの伝統音楽と現代的な音楽とを融合させた音楽は、観衆を魅了していた。

プロジェクト学習
京北学園白山高校が発表


 京北学園白山高校(川合正校長、東京都文京区)は三月十一日、同校で「プロジェクト学習プレゼンテーション」(写真)を行った。このプロジェクト学習は生徒自らが研究テーマを決め、自ら探求するもので、この日は一年A組の生徒が上杉賢士・千葉大学教授の指導でその成果を発表した。
 当日は、@鶴見川の環境についてA議員年金についてBクサガメを百匹に増やす方法C保育士になるための準備Dハムスターの飼育についてE電気を知って将来に生かそう――の六テーマについて発表が行われた。
 それぞれ、テーマについて工夫した研究が行われていたが、特に生徒の体験に基づいた発表は説得力があった。
 最近話題となっている「議員年金について」発表した青木佑介君は議員年金の特徴、特権、国民年金との違いを調査した上で、議員年金が優遇され過ぎているのではないかと問題提起、「議員年金の国税負担率を国民年金と同程度にすれば、不公平感は解消できるのではないか」と提案した。
 上杉教授は「段々と発表のレベルが上がっている。先生方の指導が徹底し、先輩からの情報が伝わっているのではないか。素晴らしい作品が多かった」と総評した。


NIC入学式


日本美容専門学校


京北学園白山高校

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