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記事2005年3月3日 1970号 (1面)
全国専修学校各種学校総連合会(中込三郎会長)は二月二十三日、第五十二回定例総会・第百回理事会を東京・市ヶ谷の私学会館で開催した。翌二十四日には、全国学校法人立専門学校協会(鎌谷秀男会長)の平成十六年度定例総会・理事会が同じく市ヶ谷の私学会館で開催された。 全専各連総会であいさつに立った中込会長は、「一条校との格差是正、高度専門士(仮称)など、取り組む問題は多い。また今年は専修学校制度制定三十周年にあたり、記念式典・祝賀会、記念誌の発行、記念行事を行う。職業教育の日制定記念事業も引き続き実施する」と話した。 最後に報告事項として、文部科学省の小松悌厚・専修学校教育振興室長が講演。その中で「専門学校等の新潟中越地震被害に対しては、阪神・淡路大震災の場合と同じ予算措置がなされるだろう」と述べたほか、私立学校法の一部改正、平成十七年度新規予算である「専修学校教育重点支援プラン」「専修学校を活用した職業意識の啓発推進」の説明が行われた。 一方、二十四日の全国学校法人立専門学校協会の定例総会・理事会では、鎌谷会長のあいさつに続いて、来賓として文科省の専修学校教育振興室の小松室長が祝辞を述べた。鎌谷会長がこの総会をもって辞任するのに伴い新会長選任が行われ、全専各連会長も務める中込三郎・東洋美術学校長が新会長に選出された。鎌谷会長は「任期半ばで辞めなければならないことをお詫びしたい。課題を一つ一つ解決していただきたい」と辞任のあいさつを行った。これに対し中込新会長が「頑張りたい」と応えた。
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全専各連総会であいさつする中込会長 |
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