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記事2011年7月3日 2209号 (1面) 
10月27・28日 群馬県で私学教育研究集会
日本の未来を拓く私学教育テーマに開催
 今年で五十九回目となる「全国私学教育研究集会」が十月二十七・二十八の両日、群馬県高崎市の群馬音楽センターほかで開かれる。今年の群馬大会の研究目標は「日本の未来を拓く私学教育」で、全国から私立中学高校の理事長、校長、教員ら約六百人が参加する予定。財団法人私学研修福祉会が主催、群馬県、高崎市、日本私立中学高等学校連合会が後援、実施は群馬県私立中学高等学校協会等、協力は財団法人日本私学教育研究所。
 初日は開会式に続いて日私中高連の吉田晋会長(同研究所理事長)が私学教育をめぐる最新情勢を報告、続いて財団法人群馬交響楽団の五十嵐靖男常務理事が「音楽による情操教育の向上と普及〜県民とともに歩む群馬交響楽団〜」の演題でオーケストラの演奏を交え、記念講演する。二日目は終日、部会での研究討議。私学経営、教育課程、法人管理事務運営、進路指導、国際理解教育、特色教育の六部会が開かれ、講演や研究発表、分科会討議等が行われる。
 このうち私学経営部会では、次世代リーダーの育成をテーマに、三人のパネリストによるフォーラム討議が行われる。
 教育課程部会では筑波大学人間総合科学研究科の根津朋実准教授による講演「カリキュラム開発とその評価」などが予定されている。法人管理事務運営部会ではほぼ半日を掛けて学校が直面する今日的課題等について分科会形式で討議・情報交換を進める。進路指導部会では三つの高校が事例発表や研究発表を行う。国際理解教育部会では大津健一・アジア農村指導者養成専門学校長が国際理解教育について講演する。特色教育部会では、「建学の精神 原点に立ち返る」を研究目標に、三校が研究発表を行う。
 参加を希望する私立中学高校の教員等は、財団法人日本私学教育研究所へ。申し込み締め切りは九月三十日。
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