日本私立小学校中学校高等学校保護者会連合会（中村良彦会長）は７月１３・１４の両日、千葉市内のホテルで平成２９年度総会・研修会を開催した。初日の総会には、文部科学省から義家弘介副大臣、自由民主党を代表して井上信治・団体総局長（衆議院議員）、森田健作・千葉県知事、小高伸太・千葉県議会議長、櫻田義孝・自由民主党教育再生実行本部長（衆議院議員）、日本私立中学高等学校連合会の吉田晋会長らが来賓として出席した。 　このうち私立学校の保護者でもある義家副大臣、井上団体総局長や、地元の森田知事等も私立学校への大きな期待を語った。吉田中高連会長は、日私学保連は私立学校教育の振興を進める上で、中高連にとってなくてはならない組織と語った。その後、千葉県私立中学高等学校協会の佐久間勝彦会長があいさつした。 　総会では功労者表彰、平成２８年度事業報告、同決算報告、平成２９年度事業計画案、同予算案、役員改選案が説明、承認された。２９年度の事業計画は前年度を踏襲して私立学校振興対策、青少年育成事業、関係団体等との連絡提携、広報・啓発活動が柱。 　総会の締め括りとして、私学団体と一体となった私学助成等の拡充運動の推進、青少年の育成や児童生徒の安全確保を目的とした情報の共有化等を進めることなどを宣言した総会決議案が朗読され、採択された。 　議案等の審議終了後には、日本私立中学高等学校連合会の福島康志事務局長が「私学をめぐる中央情勢」と題して講演を行い、教育費の負担軽減をめぐる制度改正の動向等を分かりやすく説明した。 　その後、千葉経済大学附属高校の生徒（ストリートダンス部）によるエネルギッシュなパフォーマンスが披露された。 　２日目は、「東京ディズニーリゾートのホスピタリティ」を演題とした講演等が行われた。