私立大学情報教育協会（戸高敏之会長）は昨年十一月二十四日に開いた第二十五回臨時総会で「平成十二年度情報教育方法研究発表会」の受賞者を発表した。同発表会は同七月に開催され、六十二件の発表が行われた。文部大臣賞は今回、該当研究がなく、私立大学情報教育協会賞が一件、奨励賞が五件だった。受賞研究と受賞者は次の通り。（敬称略）
　
【私立大学情報教育協会賞】
▽「マルチメディア教材を用いた薬剤師のためのコミュニケーション教育について」大嶋耐之、河島進（北陸大学薬学部）、黒澤菜穂子（北海道薬科大学）、齋藤浩司（北海道医療大学薬学部）
【奨励賞】
▽「マルチプラットフォーム型情報教育支援システム」飯倉道雄、吉岡亨、樺澤康夫（日本工業大学工学部）
▽「フィールドワーク活用による情報リテラシー教育」清水和美、村田尚生、續伯彦、別府良孝、泉寛幸（愛知学院大学情報社会政策学部）
▽「ハンズオンによるモノづくりとデジタルポートフォリオ作成を取り入れた情報教育」余田義彦（東京家政学院筑波女子大学短期大学部）
▽「Ｗｅｂ上のゲーミングによる仮想経済システムの構築と経済学の教育支援」太田拓男、杤尾真一（追手門学院大学経済学部）
▽「バーチャル・デザイン・スタジオのシステム構築とその実践ＷＷＷ利用による外部者参加型設計教育への試み」衣袋洋一（芝浦工業大学システム工学部）