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記事2001年1月3日 1号 (15面) 
私学の多彩な行事で前途祝う
東京聖徳学園、日本大学第三学園
総合学園に発展 大学10周年、短大35周年大学院博士課程も開設
東京聖徳学園

 学校法人東京聖徳学園・聖徳大学(川並弘昭理事長・学長、本部・千葉県松戸市)は昨年十一月二十一日、同大学構内の川並香順記念講堂で大学創立十周年・短期大学部創立三十五周年・大学院博士課程開設記念式典を開き、指揮者・大町陽一郎氏を招いて記念演奏会を催した。
 また、引き続き体育館で祝賀会が催された。当日は学内外の関係者約千三百人が出席し、総合学園としての発展を祝った。
 川並理事長・学長は「創立者の川並香順は、女子の専門学校として学園を開いた当初から、幼稚園から大学院までの総合学園を構想していたが、大学院博士課程の開設で、その念願を実現できることになった。新世紀に向けてIT(情報技術)教育の設備も整えたが、教育は本来、教師と学生が向かい合って行われるべきもの。これからも、人間教育には力を入れていきたい」とあいさつした。
 来賓の大沼淳・文化女子大学理事長・学長が「川並理事長とは若いころに専門学校の委員として一緒に仕事をして以来、長くお付き合いがある。きょうの式典は我がことのように喜ばしい」と祝辞を述べた。


創立70周年を記念
日本大学第三学園 祝賀会を開く

 日本大学第三学園(飯嶋生福理事長)は昨年十一月六日、東京・虎ノ門のホテルオークラで創立七十周年を記念し、祝賀会を開催、多数の出席者が同学園の二十一世紀に向けての門出を祝った。
 同学園は昭和四年、日本大学付属赤坂中学校として創立され、翌年同大学第三中学校と改称。昭和二十三年に新制日本大学第三高等学校を併設開校。昭和五十一年、町田市図師町に全面移転した。
 昭和六十二年に高校が、また平成三年に中学校が共学としてスタートした。
 平成十二年十月には創立七十周年記念事業の一環として、第二グランドが完成し、多摩丘陵に位置する緑に包まれた丘の上のキャンパスは、同学園中学高校の生徒の明日への礎をつくる最適な教育環境になっている。
 校訓「明生強」を基本に生徒の学習への意欲、健康・安全への向上に努めている。同学園では「これからもこの恵まれた環境と施設を十分活用して、二十一世紀のあるべき教育に応えるべく努力する」としている。現在、創立七十周年の軌跡を追い、記念誌を制作している。

東京聖徳学園


日本大学第三学園

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