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記事2001年3月23日 8号 (7面)
大学と産業界とが連携することで新たな産業の創出を目指す「北九州学術研究都市」の現地視察などが二月十六日、報道機関など関係者を集めて行われた。 この「北九州学術研究都市」は理工学系の国公私立の大学・研究機関を同一キャンパスに集積し、交流を通じた共同と競争、および施設や実験器具の共同利用を行い、その研究結果を生かした産学連携を促進しようという、二十一世紀の頭脳拠点を目指す構想に基づいている。同一キャンパス内に国公私立の大学が設立されるのは日本で初めてとなる。 当日は、この構想の第一弾として四月に開学される北九州市立大学国際環境工学部(北九州市若松区)校舎棟などの視察が行われた。同工学部は環境化学プロセス工学、環境機械システム工学、情報メディア工学、環境空間デザインの四学科からなる。北九州市に蓄積された環境技術と国際環境協力の実績を生かし、工学を基礎とした環境問題へのアプローチを行う。 私学では早稲田大学理工学総合研究センター九州研究所が四月に開設される。また、同大学大学院先端技術デザイン研究科(仮称)は平成十五年四月に開設が予定されている。 |
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