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記事2001年7月23日 19号 (7面)
全国高等専修学校協会総会で運動方針決める
高校との格差是正重点に
| 全国高等専修学校協会(柏木照明会長=大和商業高等専修学校理事長)は六月二十二日、東京・四ッ谷のスクワール麹町で定例総会を開き、平成十三年度の事業計画を決めた。運動方針には「高等専修学校の地位のより一層の明確化」を掲げ、同じ後期中等教育機関として高校との格差を是正するよう、関係方面に働き掛ける。具体的方針は、(1)公私立の計画進学率への算入(2)国および各都道府県助成の推進(3)サポート校への行政指導(4)学校安全・災害共済給付への加入(5)高等専修学校の名称(校名)使用の手続の改善(6)公共職業安定所の職業紹介の改善の六項目。 協会常設の制度改善委員会(清水信一委員長=武蔵野東技能高等専修学校長)では、関係省庁との勉強会を適宜開きながら、前記方針の(4)(6)について検討していく。また、ボランティア・インターンシップ活動に関する学外取得単位の認定を規定した専門学校設置基準一部改正(平成十一年度)について、各校の単位認定基準など運用実態を調べ、改正制度の活用を促す。 スポーツの振興も図り、体育振興委員会(大竹通夫委員長=大竹高等家政学校理事長)を中心に七月三十一日から三日間、東京都府中市および稲城市で第十一回体育大会夏季大会を、また、十二月二日には埼玉県滑川町の武蔵丘陵森林公園で同冬季大会(駅伝)を、それぞれ実施する。
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