中国、カンボジア、シンガポール、韓国の小学生二十六人が八月七日、中央工学校（大森厚理事長、東京都北区）で藍染めの体験を行った。この試みは二〇〇二「アジアの子供の夢舞台」実行委員会が行っている国際交流を同校が後援したもの。小学生たちは八月六日から十二日まで、北区の学校や児童館で行われたイベントに参加した。
　当日は、同校の十八号館の特別教室で藍染めの体験講座が実施された。講師は同校で生涯学習講座で講師を勤めている櫻井敦史氏で、通訳は同校に留学している学生数人によって行われた。アジア各国の子供たちはバンダナを材料に慣れない手つきで体験した。中国からきた小学生は「イメージ通りできてうれしい。一生懸命勉強して、日中の交流に役立つ仕事をしたい」と語っていた。