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記事2002年2月13日 号 (7面) 
愛知私学振興を図る会、懇話会
「教育は私学から」合言葉に 大谷会長
知事も強調 “私学振興が重要”
愛知県私学協会(大谷和雄会長=桜花学園理事長)と愛知県私立中学高等学校父母の会連合会(z裄V幸輝会長)は昨年十二月十九日、愛知県・名古屋市のホテルキャッスルプラザで設置者、校長および同父母の会役員ら約四百五十人を集めて、愛知県私学振興を図る会と私学振興懇話会を開催した。
 主催者を代表して、大谷会長は私学助成の中で経常費補助と授業料軽減補助を合わせると、同県の私学が全国一の補助金をもらっていることに対して、県などに感謝の意を表した後、“教育は私学から”を合言葉に次代を担う子供のために力を惜しんではならない。そして、私学は選ばれる教育を行わなければならない」とあいさつした。
 z裄V会長はあいさつの中で「経済的な理由で学校を中途退学する生徒が増えている。父母の負担を軽減するようにお願いする」と訴えた。
 これに対して、来賓の神田真秋・愛知県知事は「私学は経営的に苦しい時期にあるが、必要なものには(予算を)手厚くし、メリハリをつけながら私学教育を県政の重要な柱とする」と応えた。
 同じく来賓の水野富夫・愛知県議会議長も「議会も私立の重要性を十分認識している。私学の建学の精神に子供たちがあこがれるように努めていく」とあいさつした。
 また堀越克明・日本私立中学高等学校連合会長と池田隆・全国私学父母の会長が中央情勢報告を行い、国の予算案編成の状況などについて報告した。
 講話では、長田百合子・塾教育学院代表が「親がかわれば、子どももかわる(メンタルケアの現場より)」の演題で家庭を含めて現場主義の必要性、未来の重要性を指摘、「最後に教え合うのは子供同士である」と強調した。
 懇話会では私学振興議員連盟会員を囲んで懇談した。


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