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記事2002年5月3日 号 (3面)
日本経済新聞社は第二回日経STOCKリーグの表彰式と記念シンポジウム「経済教育の現在・未来」(公民科・社会科教育全国協議会、日本私学教育研究所など後援)を三月九日、東京・大手町の日経ホールで開催、最優秀賞・金融担当大臣賞に慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部四年「Intangible Asset Fund目に見えない企業価値の将来性に投資して」が輝いた。 このリーグは中学、高校、大学生のための株式学習コンテストで、二百五十八校、千百八チーム、四千四百七十三人が参加し、レポート形式で競うもの。 当日は島田晴雄・慶應義塾大学教授が「投資と経済未来を担う投資家候補生への提言」と題して記念講演を行った。島田氏は日本の財政や金融状況などについて解説した上で、「過去を踏まえて考えることができる人(ベンチャー)に投資することが大事で、本当の投資家はそういう人に知恵とお金を出すことが必要だ。温かい心をもった投資家になってほしい」と訴えた。 シンポジウムでは、経済評論家の三原淳雄氏ら四人のパネリストを迎え、「人生を豊かにするLearn to Earnとは?」をテーマに活発な討論が行われた。 なお、私学関係の入賞チームは次の通り。 ▽最優秀賞・金融担当大臣賞=慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部四年(神奈川)▽部門賞(中学部門)=同志社中学校三年(京都)▽敢闘賞=灘高校一年(兵庫)▽同=山脇学園高校一年(東京) |
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