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記事2003年10月23日 1910号 (9面) 
東京と神奈川で理事長・校長会など開く
東京中高協・理事長校長会
中学入試2/1、高校入試2/10以降に
都私学予算期成大会11月20日

  東京私立中学高等学校協会(酒井A会長=東京女子学院中学高等学校長)は九月二十五日、東京・市ヶ谷の私学会館で平成十五年度第一回理事長・校長会を開き、高等学校生徒就学計画と生徒募集、十五・十六年度私学振興予算、および学校法人制度の改善方策について概要の報告を行った。また、平成十六年度私立中学高校の願書受付・入学選抜期日について申し合わせが行われた。中学校については願書受け付け開始が十六年一月二十日以降、入学選抜開始が同二月一日以降、高校について推薦は、願書受け付け開始が同一月十八日以降、入学者選抜開始が同一月二十二日以降、一般はそれぞれ同一月二十五日以降、同二月十日以降と決まった。
 あいさつに立った酒井会長は、十六年度高校就学計画、「東京都私立学校展2003」、私学に対する公費負担などについて述べた。このうち、十六年度高校就学計画では、公私連絡協議会で都内公立中学校卒業者の都立高校および私立高校の受け入れ分担について協議をしていると報告、「十七年度以降も私学の発展につながるように対処する」と述べた。
 公私連絡協議会(十月三日合意)では、計画進学率を九六・〇%とし、都立高校と私立高校の受け入れ分担比率を五十九・六対四〇・四とし、それぞれ四万二千三百人、二万八千七百人と決めた。
 また、酒井会長は八月二十三、二十四の両日に行われた「東京都私立学校展2003」では五万二千八百人が来場し、十月二十六日には「池袋進学相談会」が催されることを報告した。
 私学に対する公費負担については、十一月二十日に開催される「平成十六年度私学振興予算要望期成大会」は「ぜひ成功させたい」と強調した。

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