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記事2003年11月23日 1916号 (1面) 
文科省調べ 私立学校納付金平均額は微増
高校67万、中学73万円
  文部科学省はこのほど、平成十五年度私立高等学校等授業料等調査結果を公表した。調査結果によると、幼稚園から高校までの生徒等納付金平均額は中学校を除いてわずかに増額していた。高校(全日制)の納付金平均額(生徒等一人当たり)の公私間格差は、前年度に比べ〇・一ポイント拡大し、五・八倍となった。幼稚園の納付金平均額の公私間格差は四・一倍で前年度と同率だった。
 十五年度の生徒等納付金平均額を校種別にみると、幼稚園は三十一万二千七百七十六円で前年度比〇・七%の増額。内訳は授業料が二十二万九千九百九十一円、入学料が四万九千九百二円、施設設備費等が三万二千八百八十三円。
 小学校は総額で七十万六千百五十八円、前年度比〇・四%の増額。そのうち授業料が三十四万六千三百九十円、入学料が十七万三千六百五十五円、施設設備費等が十八万六千百十三円。中学校は総額で七十三万四千八百四十九円、前年度比〇・四%の減額となっていた。内訳は授業料三十六万六千四百八十五円、入学料十八万五千四百五十九円、施設設備費等十八万二千九百五円。高校(全日制)の総額は六十七万七千七百八十六円で前年度比〇・五%の増額。内訳は授業料が三十三万八千十三円、入学料が十六万二千八十七円、施設設備費等が十七万七千六百八十六円。受験料平均額は、幼稚園で二千二百七十二円、小学校で一万五千六百八十四円、中学校で一万七千二百十四円、高校(全日制)で一万五千七百十八円だった。前年度比、幼稚園が三・五%増額、残る校種は微減だった。(都道府県別一覧表次号に)
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