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記事2003年6月13日 1892号 (7面) 
東京都私学財団 発足記念式典
副知事あいさつ“公教育を常にリード”
都民の声に応え私学を強力にサポート
  財団法人東京都私学財団(酒井A理事長=東京女子学院理事長)は五月二十日、東京・市ヶ谷の私学会館で同財団の発足記念式典を行い、私学関係者らは同財団の新たな門出を祝った。
 同財団は、財団法人東京都私立学校教育振興会と社団法人東京都私学退職金社団が統合し、財団法人東京都私学財団として四月一日からスタートしている。
 主催者として、酒井理事長は教育振興会と退職金社団との統合の経緯を述べた上で、「私学経営を取り巻く環境は厳しいが、私学は建学の精神の下に独自の校風を築き、特色ある教育を行っている。都民の声に応え、都内の私学を強力にサポートし、私学の発展のために尽くしていきたい」とあいさつした。
 来賓のM渦武生・東京都副知事はあいさつの中で、「少子化で厳しい環境にあるが、個性を生かした私学に対する都民の期待はますます大きくなっている。私学は公教育をリードすることが大切で、指導的な役割を担うことを念願している。都も私学振興に可能な限り努力する」と述べた。
 同財団は私学経営のサポートのための私立学校教育振興資金融資事業、老朽校舎改築促進利子補給事業、教職員退職資金交付事業など、および教職員のレベルアップのための研修などの事業を行い、私学教育の充実・振興を図っていく。
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