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全私学新聞

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記事2004年5月3日 1932号 (9面) 
全私学展7月に開催
研修と私学振興を重点に
神奈川私中高協会総会

堀井理事長

 神奈川県私立中学高等学校協会(堀井基章理事長=堀井学園理事長)は三月二十二日、横浜市・神奈川県私学会館で定時総会を開き、平成十六年度事業計画および収支予算を決めた。同協会は十六年度も研修と私学振興を中心に事業を行う。
 堀井理事長はあいさつの中で「私学を取り巻く環境は厳しいが、神奈川私学のことを十分に考えながら頑張る。また、本県の私学助成については標準的運営費の補助率五〇%が達成できて(県および学事振興課に)感謝している」と述べた。
 田辺政和・神奈川県学事振興課長は「私学助成の重要性は十分認識している。十六年度の神奈川私学助成のうち、経常費補助は十億円増額された」と報告した。
 神奈川私学への関心と志向を掘り起こし、受験生・入学者の増加を図ることを目的に、例年行われている「二〇〇四第五回神奈川全私学(中高)展」を七月十九日、横浜市・パシフィコ横浜展示ホールで開催する。昨年は二万五千百人の入場者を数え、年々増加し続けており、神奈川私学の人気がうかがえる。
 また、「第三十九回関東地区私学教育研究集会――校長研修会神奈川大会――」を十月六、七の両日、横浜市のホテルキャメロットジャパンで行う。初日は「福岡県私立学校振興大綱――今こそ私学の原点に戻り新しい教育内容を提供しよう――」と題して、福岡県私学振興対策本部の曽根忠明氏(泰星学園泰星中学高等学校理事長・校長)が講演を行う。
 同協会特別委員会が実施する理事長・校長研修会は八月二十六、二十七の両日、箱根の湯本富士屋ホテルで行われる。
 「私立学校初任者研修神奈川県研修会」は八月十九、二十の両日、同協会で行われる。初日には「神奈川私学の歴史と現状と将来」と題し、堀井理事長の講演や、「ホームルームの運営について――実践・体験を通して」と題し、柳澤武氏の講演などが行われる。

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