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記事2005年7月13日 1985号 (1面) 
学教法改正案が成立
短大卒に学位授与
文部科学省提出の学校教育法の一部改正案が七月七日、参議院の文教科学委員会を通過し、同八日、参議院本会議で共産党を除く各会派の賛成で可決・成立した。今回の改正は、(1)短期大学を卒業した者に、「短期大学士」の学位を授与する。(2)大学・短大・高等専門学校に置かなければならない職として、現在の助教授に代えて「准教授」の職を設け、現在の助手のうち、主として教育研究を行う職として「助教」を設け、主として教育研究の補助を行う職を引き続き「助手」とする。ただし準教授、助教、助手は、教育研究上の組織編制として適切と認められる場合には置かないことができる。――という内容。平成十九年四月一日施行。短大卒業者への学位授与規定は今年十月一日からの施行。短大への学位授与は、これまでの「准学士」の称号付与と異なり、学位ということから国際的に通用性が高まり、短大の活性化・振興が期待される。
 七月七日の文教委員会では、可決に際して各派共同提案による「附帯決議」が決議された。附帯決議では若手研究者や短大の教育改革への支援等を求めている。

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