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記事2006年3月23日 2016号 (3面) 
多彩な卒業制作展華やかに
力作ぞろいに来場者は魅了
専攻科卒業制作作品展示会
「C5―シーファイブ」

【東京田中短期大学】

 東京田中短期大学(藤田忠学長、東京都町田市)の平成十七年度専攻科卒業制作作品展示会(写真)が二月十七日から十九日まで、東京・渋谷のラパン エ アロで開催された。テーマは「C5―シーファイブ」。このテーマにはClothes (衣服)、Color (色)、Collaboration・Connection・Cooperation(共同・協同)の頭文字の「C」に、作品展に参加する五人の人数を重ね合わせた意味が込められている。参加した五人は岡田治樹(二年)、藤井美絵(二年)、水谷倫子(二年)、佐藤崇(一年)、齋藤尚子(一年)の服飾造形専攻の各学生。
 同短期大学は草創期デザイナーである田中千代が「美しい花には、健全な根がある」を建学の精神に掲げ創立し、現在、服飾造形学科とこども学科を設置している。服飾造形学科は、豊かな教養と柔軟性を持った、変化に対応できる人材育成を目指し、こども学科は、幅広い指導者の育成を目指し、小学校・幼稚園の教員免許状を同時に取得できる。


ドリーム セレクション2006
卒業制作の発表会

【ドレスメーカー学院】

 ドレスメーカー学院(二宮柊子院長、東京都品川区)は三月十日、杉野学園体育館で「第二十六回DOREME SELECTION 2006」(写真)を開催した。これは卒業制作発表週間「創」の一環としてのイベントで、アパレル技術科三年、ファッションデザイン科三年、デザイナー科、デザインアート科の上級生による卒業制作の発表会である。
 午前中にはアパレル業界から七人の審査員を迎え、厳正な公開審査が行われた。ドレスメーカー学院は一九二六年創立以来、基礎力の充実に力を注ぎ、時代に即応したカリキュラムで、伝統と革新のバランスを大切にしている。ステージでは、各科の特色を出しきっていた。まさに学生生活の集大成としての「創」にふさわしい制作発表だった。最優秀賞と優秀賞は次の通り(敬称略)。【三年生の部】最優秀賞=内田久美(ファッションデザイン科)▽優秀賞=青木俊典(デザイナー科)▽舩木未来(同)【四年生の部】最優秀賞=黒沢まり子▽優秀賞=境真克


KOKUSAI菓子祭
実演・体験コーナーなど

【国際製菓専門学校】

 啓倫学園国際製菓専門学校(田中啓介理事長・校長、東京都立川市)は二月四、五の両日、同校および立川タカシマヤで学園祭および卒業作品展「第十七回KOKUSAI 立川菓子祭2006」(写真)を催した。立川移転後、二回目となるが、学園祭・卒業作品展は同校最大の学校行事となっている。二日間で来場者は約六千五百人を数え、活気のあふれたイベントとなった。今春卒業予定の学生の卒業作品が展示され、どれも力作ぞろいで、人目を引いていた。また実演・体験コーナー・焼きたてパンコーナーでは、学生たちがロールケーキやフランスパンなどを作っていた。
 立川タカシマヤでは、クラス・グループの作品展示や、即売などを行い好評だった。
 同校は「知・技・倫・汗」を目標とする。これは「食文化をになう職業人となる」「製菓技術の修得と国家試験・検定などの資格取得」「正義の心を持ち思いやりのある社会人になる」「陰日向なく骨惜しみしない人になる」――を表し、総合的な人間教育に力を入れている。

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