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記事2008年12月3日 2118号 (4面) 
創立85周年記念式典で教育充実へ決意新たに
明星学苑
学校法人明星学苑(蔵多得三郎理事長)の創立八十五周年記念式典が十一月十五日、同学苑府中キャンパス(東京都府中市)内の児玉九十記念講堂で行われた。明星学苑は、創設者の児玉九十氏が篤志家・星野鏡三郎氏の寄附を受け、広瀬淡窓の私塾「咸宜園」のような寄宿学校を、と大正十二年に設立した明星実務学校が始まり。生徒数三十人の学園創設だった。
 現在では幼稚園から大学院までの総合学園に発展している。記念式典で挨拶立った蔵多理事長は、「今年は児玉九十先生の生誕百二十周年であり、本日は先生の誕生日」と紹介した上で、施設整備事業が一応終了したことと、教育の一層の充実に向けた明星学苑ヴィジョンと各学校の教育目標を発表した(写真)。記念式典には文部科学省の河村潤子私学部長ら多くの来賓、関係者らが出席したが、学苑本部のある府中市の野口忠直市長は「私も本校の卒業生。児玉九十先生には直接指導を頂いた」と語り、在学当時を懐かしく語った。児玉九十記念講堂は八十五周年記念事業として建設、今年二月に竣工した。講堂内には児玉九十記念史料コーナーが設けられている。
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