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記事2011年11月23日 2222号 (2面)
国際交流を促す大学入学資格の見直し検討
文科省が検討事項提示
中央教育審議会大学分科会の大学教育部会(部会長=佐々木雄太・愛知県立大学長)は十一月十四日、文部科学省内で会議を開き、国際交流を促進するための大学入学資格の見直しなどについて検討した。事務局から検討事項として示されたのは四項目。 学生が大学を休学して留学した場合、留学先の大学で修得した単位を認定できることを明確化する。現時点では、昭和四十七年の文部事務次官通知により、休学中に行った学修に関しては、単位認定しないという解釈が採られている。 大学入学資格について、外国に所在するインターナショナルスクールの課程修了者についても、そのスクールが国際的な評価団体から認定を受けている場合、入学資格を認める方向で検討する。インターナショナルスクールのうち国内に所在するスクールについては、国際的な評価団体から認定を受けている場合、卒業生に大学入学資格が認められている。 また、イギリスなどで大学入学資格として認められている「Aレベル資格」を取得した者にも、日本の大学入学資格を認めることを明文化する方向で検討する。
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