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記事2012年8月3日 2246号 (1面) 
数学」「生物学」「物理」などの 国際オリンピック開催
メダル獲得者 14人中10人が私立高校生
英国では本家<Iリンピックが開催中だが、世界各国の高校生が「数学」や「生物学」「物理」などの問題で学力を競い合う国際オリンピックが七月に相次いで開催されている。文部科学省が七月末までに結果を公表した「数学」「生物学」「物理」の三つの国際オリンピックには、日本から十五人の高校生が参加、うち十四人が金から銅までのメダルを獲得した。十四人の高校生のうち、十人は私立高校生だった。メダルは成績順に上から約一割に金メダルが、約二割に銀メダルが、約三割に銅メダルがそれぞれ授与される。各オリンピックの成績は次の通り。
   ◇
 ▽第五十三回国際数学オリンピック=七月四日〜十六日、アルゼンチン(マル・デル・プラタ)で開催。百の国・地域から五百四十八人が参加。日本人高校生は六人が参加、うち灘高校生二人が銀メダルと銅メダル、開成高校生、栄光学園高校生、筑波大学附属駒場高校生がそれぞれ銀メダルを獲得した。国別順位は十七位だった。
 ▽第二十三回国際生物学オリンピック=七月八日〜十五日、シンガポールで開催。五十九の国・地域から二百三十六人が参加した。日本からは宮崎県立宮崎西高校、桜蔭高校、灘高校、筑波大学附属駒場高校の生徒四人が参加、実験問題、理論問題に挑戦、全員が銀メダルを獲得した。
 ▽第四十三回国際物理オリンピック=七月十五日〜二十四日、エストニア(タリン、タルトゥ)で開催。八十一の国・地域から三百七十八人が参加した。日本から参加した五人のうち、灘高校生と開成高校生は金メダルを、灘高校生二人と滋賀県立膳所高校生がそれぞれ銀メダルを獲得した。
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