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記事2022年6月3日 2580号 (1面) 
日短協が書面審議で春季定期総会開催
短期大学存在価値 効果的に情報発信
関口修会長の再任を決める

 日本私立短期大学協会は、4月28日に東京で開催予定だった令和4年度春季定期総会を、新型コロナウイルス感染症の収束が見られないため書面審議で行い、役員改選、令和3年度収支決算報告及び令和4年度事業計画・収支予算等を承認した。役員改選では引き続き会長に関口修・郡山女子大学短期大学部理事長・学長が選任された。審議結果は5月17日付で会員校に報告された。


 令和4年度事業計画では、私立短期大学を取り巻く環境は厳しいとして、地域における有為性と魅力に満ちた短期大学の存在価値を明確化し社会の理解を深めるために効果的な情報発信を行う。私立短期大学の現状を踏まえた学校法人ガバナンス改革の在り方や各種振興策の実現に向けた制度改正や公的助成の拡充等を国に求めていく。また、新型コロナウイルス感染症対応への取り組みや自然災害の復旧等に向けた活動を引き続き行う。既に総会開催予定日だった4月28日には、文部科学省による説明会がオンラインで開催され、学校法人制度改革や私立短期大学を取り巻く諸情勢について説明が行われた。


 役員改選で選出された副会長は次の通り。


 田中厚一・帯広大谷短期大学長、石田憲久・青森中央短期大学理事長、大野博之・国際学院埼玉短期大学理事長・学長、阿部健一・星美学園短期大学長、大谷岳・名古屋短期大学長、秋山元秀・滋賀短期大学理事長・学長、奥田吾朗・大阪国際大学短期大学部理事長、麻生隆・山口短期大学理事長・学長、志賀啓一・鹿児島女子短期大学理事長・学長。


関口会長

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